Shark EVOPOWER W35 WV280Jを長時間動画と画像多数で口コミレビュー

2020年6月26日

Sharkから発売されているスタイリッシュなハンディクリーナー、EVOPOWER W35。従来のW30からバッテリー残量表示が強化され、3段階での残量表示が可能となったモデルです。

今回はこちらをレビューしてみたいと思います。

W35のスペック

まずはスペックの確認です。前モデルであるW30の性能も一緒に載せておきます。

W30W35(WV280J)
運転時間約24分(バッテリー2個使用時)約24分
(バッテリー2個使用時)
充電時間約2.5時間約2.5時間
バッテリーと充電ドッグバッテリー2個・Wバッテリー用充電ドッグバッテリー2個・Wバッテリー用充電ドッグ
製品サイズ(使用時)419.1 x 53.5 x 60.96 mm419 x 53 x 61 mm
重量620 g620g
カラーグレイ・シルバー・ライムストーン・ブロンズグレイ・ライトピンク・アクアブルー

W30からは微妙にサイズが変わっていますが、ほぼ同じと言っていいでしょう。カラーはグレイの他ライトピンクとアクアブルーが用意されています。

運転時間はバッテリー2個を使って約24分、1個あたりは12分。充電時間は約2.5時間とわりと短いです。

W35開封

こちらが届いた箱。茶色い箱ですが・・・

中にちゃんときれいな箱が入っていました。ちなみにカラーはライトピンクを選びました。

側面には様々な使用シーンが描かれています。

電圧は10.8V

生産は中国のようです。中国製との記載が見られます。

バッテリーの電圧は10.8V。

内容物

内容物は、本体・充電ドック(アダプターのケーブルは直付け)・隙間用ノズル・マルチノズル・布団用ノズル・説明書・カスタマーサポートの連絡先などが記載されたカード・製品登録内容郵送用の封筒でした。バッテリーは本体と充電ドックに1つずつセットされています。

本体

本体上下

本体上部には電源ボタンとゴミ捨てボタンが配置されています。本体下側には充電ドックとの接点など。

上から見るとダストボックス内が見えないというのがスタイリッシュですね。

本体操作部

電源ボタンが1つでモードも1つだけです。動作中、充電中ともに青色のランプが光って電池の残量を教えてくれます。残量表示は3段階。

ゴミ捨てボタンは前方にスライドさせるとダストカップが開いてゴミが捨てられる仕組み。

本体左右

本体の左右には排気口が見えます。Sharkのロゴも左右に入っていました。

本体前後

吸い口はまあ特に変わった印象は受けません。本体後方にはバッテリーがセットされています。

持った感じはバッテリーが後方にある分、やや後方に重心があるような気もしないでもないですが、重心の偏りはほとんど無いように思います。

ダストボックス

ゴミ捨てボタンをスライドさせたところ

ゴミ捨てはワンタッチでできますが、ここからさらにダストボックスの分解ができます。

オレンジ色のボタンを押しながらダストカップを引っ張るとダストカップを外すことができます。

メッシュフィルターの取り外し

メッシュフィルターの取り外しも可能で、前方へスライドさせることで外すことができます。

ダストカップとフィルターが外れました。

本体側にフィルターは無し

本体側には型番や電圧が記載されていました。本体側にフィルターはありません。

ダストカップの表裏

ダストカップの上側には黒色の毛が付いています。これは何に使われるのかというと、メッシュフィルターの掃除。

ゴミ捨てボタンをスライドさせるとダストカップがパカっと開いてゴミ捨てができますが、この際に黒色の毛がメッシュフィルターをなでるように動くことでゴミ捨て同時にメッシュフィルターに付着したゴミを落としてくれるのです。「なるほど」と考えさせられる構造です。

あくまでも補助的なもので、完ぺきにゴミを取り切ることはできませんし毛のほうにも埃が付着しますが、少なくともメッシュフィルター正面に溜まった埃は落とすことができるわけなので無いよりはあったほうが良いのではないでしょうか。

メンテナンス不足でメッシュフィルター内部のプリーツフィルターが詰まってしまったらここだけキレイなっても意味ありませんので結局人の手によるお手入れは重要ですが。

メッシュフィルター

メッシュフィルターの網目は特に大きくも無く小さくも無くといった印象。

メッシュの反対側を見るとプリーツフィルターがセットされています。

金属のリングがあるのでこれを持って持ち上げるとプリーツフィルターが外れる構造です。

プリーツフィルター・下から、横から、上から

プリーツフィルターのひだはけっこう細かい感じ。埃が詰まったら取り出すのはけっこうめんどくさそうです。

付属のノズル

ノズルは隙間用ノズル、マルチノズル、布団用ノズルの3点が付属します。ノズルはいずれも本体に挿し込むだけで使え、着脱ボタンなどはありません。

隙間用ノズル

隙間用ノズル・写真上から表、裏、ブラシを出したところ

隙間用ノズルはブラシの出し入れができる仕様になっています。

隙間用ノズルのブラシ部分

ダイソンのソフトブラシほどではありませんがブラシは柔らかめでわりとデリケートな場所でも使えそうです。

マルチノズル・布団用ノズル

布団用ノズル(上)とマルチノズル(下)

布団用ノズルのは幅は19.5㎝ぐらい。マルチノズルは10㎝ぐらいです。布団用ノズルは布団に使うので幅広に作られています。マルチノズルはノズル無しで使うよりちょっと幅が広がる感じ。

それぞれの表裏

裏面は特に変わったところはありません。普通のノズルといった感じ。

マルチノズル側面には小さな穴、布団用ノズルの側面にはスリットがあって、対象物に必要以上にへばりつかないように工夫されているようです。まあ他の掃除機でもだいたいそうなってる気がしますが。

マルチノズル側面の小さな穴

充電ドックとアダプター

充電ドック前後

充電ドックは充電アダプターのケーブルが直付けされています。プラグを本体に直接挿し込んで充電はできませんが、この充電ドックの特徴は何といっても本体とは別にバッテリーの充電ができること!

バッテリーを充電ドックから取り出すところ

煙突のような部分からバッテリーを取り外して本体にセットすることができます。掃除をしていてバッテリーが切れてしまった場合でも充電ドックのバッテリーをセットすれば充電を待つことなく掃除の続きができます。

充電ドック内部とバッテリー充電の様子

充電ドックにはバッテリーの充電状態を表すランプが付いていて、充電中は点滅、充電完了時は点灯で教えてくれるのも嬉しいポイント。これはなかなか便利だと思います。

マイナスポイントはノズルが1つしか収納できないところ。

隙間用ノズル、布団用ノズル、マルチノズルをそれぞれ収納したところ

ノズルのポケットが1つしかないので他の2つはそのへんに保管しておくことになります。スペースの関係からこうなったのかもしれませんが、全部収納できるとよかったですね。

アダプター

ちなみにアダプターの型番はZD12D133090JPとなっています。

重量

本体・615g
隙間用ノズル42g・布団用ノズル42g・マルチノズル25g

ハンディクリーナーって大きい物もあれば非常にコンパクトなものもあって重量の比較は難しい気がしますが、本体は615gと軽め印象。

付属のノズルは特に重さを気にするようなレベルではないと思います。

操作や付属品について

ボタン1つで動作モードも1つですが、ある意味割り切った作りと言えるかもしれません。ハンディだしモード1つで問題無い気もします。バッテリーが2つ付属し、簡単に取り換えられるのはやはり便利。

ノズルはまあ特に可も無く不可もなくといったかんじ。隙間ノズルはブラシの出し入れができるので細かいところの掃除やフィルターなどの網目状の場所を掃除するのに役立ちそうです。

充電ドックにノズルを収納するスペースが1つしかないのは改善してほしいところ。どうせなら3つとも収納したいです。

充電ドックは電源コードが直付けなのでプラグを本体に挿し込んで充電することはできませんが、その分バッテリーが2つ付属し、1つは充電ドック内で、もう1つは本体にセットしたまま充電ドックにセットすることで充電できるので不便さは感じないかと思います。

掃除機を使用している時でも余ったバッテリーを充電ドックに挿し込んで充電できるのはけっこう高ポイント。充電状況を示す青ランプが付いているのもありがたいです。

動作時間はバッテリー1つあたり12分と少し短いですが、2つのバッテリーを使用することで補える部分も多いと思います。

排気は本体左右から、やや斜め後方に出ます。勢いはそれなりにあります。

ハンディでサイズもコンパクトなこともあってか騒音はそこそこあります。まあ静かとはいえませんね。

集じん容量は目いっぱい詰めて80ml、やや余裕を持たせて60mlといったところ。スタイリッシュな外観なので容量が少ないのは仕方が無いところです。

吸引力について

吸引力は手を吸い付かせてみた感じ、ハンディとしてはけっこうありそうな感じです。

ゴミを吸わせる際は本体を寝かせ気味にした時と立て気味にしたときでけっこう差があります。

吸い口がどのぐらい床に密着するかの差で、立て気味にしたほうがよく吸えるようです。あんまり立て気味にすると床に吸い付いてしまうので調整は必要ですが、少し立て気味(角度にすると40°弱ぐらいか)を意識するといいかもしれません。

集じん容量が少なめなので紙くずのようなかさばるものを吸わせるとすぐにダストボックスが一杯になりますが、小さく切った消しゴムなど粒が大きめのゴミも問題無く吸い込んでくれます。フローリングの目地に入った重曹もきちんと吸い口をあてて吸えば問題無く取れます。

マットに重曹を撒いて吸わせてみた感じだと、ノズル無しで吸うよりもマルチノズルを付けたほうがよく吸えていました。逆に布団ノズルはいまひとつの結果に。マットの掃除では意外とマルチノズルが役立つかもしれません。

ノズルを使っての掃除ですが、隙間ノズルはそこそこ長く、本体がスリムなのもあってけっこう隙間の奥まで掃除ができます。ノズルに付いているブラシはわりと柔らかく、キーボードの表面に付いた細かい埃もキレイに取ることができました。さすがに奥に入ったゴミまでは取り切れませんでしたが。

布団用ノズルで布団の掃除もしてみましたが、スリットが入っているおかげか布団に張り付くことはありませんでした。取れた埃もそんなに多くありませんが、同じくシャークのCH951Jを試してみた時も似たようなものだったので、これぐらいが標準的なのかもしれません。

お手入れについて

ゴミ捨てがワンタッチで手軽にできるのは良いですが、フィルターに付いた汚れは完全に落ちません。

ダストカップにブラシが付いていて、ゴミ捨ての際にメッシュフィルターの汚れを落としてくれる構造になっているのですが、メッシュフィルターの端っこのほうには埃が残りますし、ダストカップのブラシにも埃が付着します。このあたりはきちんとお手入れをしてやらないと駄目でしょうね。

吸込んだ重曹はほとんどがメッシュフィルターを通過してプリーツフィルターに達していました。ハンディタイプなのでスペースも限られるでしょうし、サイクロンで重曹を分離しろというのには無理がありそうです。他のハンディクリーナーもそうでしょうから、W35の分離性能が悪いというわけではありません。

プリーツフィルターは奥に埃が溜まって取りにくいです。奥に入った埃は水洗いしてもなかなか取れません。「ある程度キレイにして満足すればいいじゃないか」と言われればそれまでなのですが、隅々までキレイにしたい性格の人はちょっとイラっとしてしまうかもしれません。

このプリーツ状のフィルターって埃が取りにくいので個人的には好きじゃないのですが、コンパクトサイズにしつつ、フィルターの表面積も確保しようと思ったらこれしか無いのかもしれませんね。このあたり設計者の話を聞いてみたい・・・

ゴミの逆流に関しては本体を裏返しにして(操作ボタンのある側を床に向ける)から吸い口を下に向けると重曹が逆流しましたが、狙ってやらない限りはそんなにゴミをが逆流することは無いのではないかと思います。

Shark EVOPOWER W35 WV280Jのおすすめポイント・マイナスポイント

おすすめポイント

  • 見た目がスタイリッシュでコンパクト・充電時の青色ランプの光り方も高級っぽい
  • ハンディとしてはなかなか良好な吸引力
  • 運転時間がバッテリー1つあたり12分と短めだが、バッテリーが2つあるので交互に使える
  • 充電ドックではバッテリー2つ同時充電が可能(1つは本体にセットした上で充電ドックにセット、もう1つはバッテリーのまま充電ドックにセット)

マイナスポイント

  • ダストボックス内のプリーツフィルターはお手入れしにくい
  • 充電ドックに収納できるノズルは1つだけ
  • 音はそれなりにする

シャークのW35は見た目のスタイリッシュさと2つのバッテリー。これに尽きると思います。コンパクトでスタイリッシュな外観は「おっ」と思わせます。

バッテリーに関してはバッテリーが2つなのに応じて充電ドックも2つのバッテリーが充電できるように作られており、考えられた構造だと思います。パワーがある分、運転時間がバッテリー1つあたり12分なのでしょうが、その短い運転時間を補うことができるシステムはグッド。

まあその分が価格にも反映されているのかもしれませんが。

性能だけでなく見た目にもこだわる人向けのモデルです。

スポンサーリンク

当サイトでレビューした掃除機一覧を見るにはここをクリック