パナソニックMC-SB30Jをレビュー!軽量コードレスの実力

2020年2月11日

今回レビューするのはパナソニックのMC-SB30J。スティック時の重量が1.6kgと軽量で取り回しが楽なのが特徴の1台です。某所のランキングでも上位に食い込むなど人気の機種のようなのでレビューしてみたいと思います。

MC-SB30Jのスペック

スペックですが

吸込仕事率100W~約20W
本体質量スティック時1.6kg/本体1.1kg
集じん容積0.15
本体寸法スティック時:幅220×奥行182×高さ1106 mm
本体:幅93×奥行182×高さ387 mm
運転時間HIGH:6分
ON(通常):約20分
ON(通常・すき間ノズル使用時):約25分
充電時間約3.5時間
充電方式充電アダプター
付属品すき間ノズル
ノズルタイプ小型軽量パワーノズル

このようになっています。

使用時間は通常モードで約20分とやや短めですが軽量なので取り回しのしやすさに期待です。

MC-SB30Jの開封

ってなわけでさっそく開封です。カラーはホワイトとブラックの2色が選べますがホワイトにしました。

箱はいつものパナソニックという感じの箱。

箱の上から取り出すタイプの構造でした。収納の仕方はいつものように段ボールに書かれています。

内容物一覧

内容物は本体、延長管、ヘッド、すき間ノズル、充電アダプター、説明書とかなり少ないです。付属品を最低限にして価格を抑えているのかもしれません。

ちなみに価格はレビューをする2020年2月の時点で3万円弱という価格。パナソニックのコードレス掃除機としては安い部類です。

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本体

本体左右

本体の持ち手は閉じているタイプ。

排気口は右側だけに配置されています。

本体上下

本体上部の操作ボタンは2つ。ON/HIGHボタンとOFFボタン。

バッテリー残量のランプとフィルターのお手入れを知らせるCHECKランプが搭載されています。バッテリーの残量が少なくなると青色で点滅して教えてくれますが、それ以外の状態を細かく知ることはできないようです。

CHECKランプはお手入れ時期になると赤く点灯します。

壁などに立てかけたときのためにすべり止めゴム付き。

スペックも記載されていて、電圧は18V。

本体前後

前方は吸い込み口とダストボックス。後方はバッテリー。

センサーは無い

パナソニックの高級機にはゴミセンサーが搭載されていますが、この機種にはありません。

バッテリーは交換可能

本体後方にはバッテリーが搭載されています。ねじを2か所外して蓋を開けるとバッテリーが出てきます。一応交換可能なようで、交換用バッテリーの品番はAVV12V-U9です。税別12000円。

ダストボックス

取り外しボタンを下げながら外す

ダストボックスは取り外しボタンを下げながら取り外します。

本体側のフィルター

本体にも薄いプレフィルターが搭載されています。

黒色のつまみ(ボタン)を押しながらひっぱるとフィルターが外れます。

ダストボックスのパーツをすべてバラしたところ

ダストボックスはダストカップ、ネットフィルター、プリーツフィルター、お手入れブラシで構成されています。

ダストカップ
ネットフィルター側面

ネットフィルターは一部ネットじゃなく黒いプラスチックの部分があります。強度を保つためでしょうか?

この他は特別なところは無さそう。

ネットフィルター上下
プリーツフィルター

プリーツフィルターは日立やシャープのコードレス掃除機でもよく見かける形状です。

こちらも特別なところは無さそう。

ヘッド

ヘッドはとてもコンパクトで幅は21.5㎝ちょっと。

裏側を見ると回転ブラシの周囲がとてもコンパクトで一瞬「これモーター式じゃなかったっけ?」と思ってしまいました。もちろんモーターが搭載されており、ブラシが回転します。

ヘッド前後

前方から見たデザインはとってもシンプル。余計なものが無く洗練された感じ。

ヘッドの可動域

ヘッドの可動域ですが前後の可動域がやや狭い感じがします。延長管をつないで前方に倒そうとすると思ったよりも手前でストップ、まあ前方なのでたいして掃除に影響はないと思います。

詳しい可動域についてはページ下のほうに取り回しの動画を掲載していますのでご確認を。

回転ブラシはのカバーはコインやマイナスドライバーを使って開けるタイプでした。パナソニックはずっとそうですね。道具無しで開けられるようにしてほしいのですが、何か理由があるのでしょうか。

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延長管

延長管・上からと横から

延長管の長さは56.4㎝ぐらい。他の掃除機とくらべて短めです。

軽量モデルなので長さも短めにして取り回しがしやすいようにということなのかもしれません。

すき間ノズル

付属のノズルはすき間ノズルのみ。特に変わったところはありません。

充電アダプター

充電アダプターの形状。品番はAVV61V-U9。

本体右側に挿し込んで充電します。

充電ランプが青く点滅し、充電が完了すると消灯します。

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各部の重量

本体・1045g
ヘッド・382g
延長管・185g
すき間ノズル・36g

本体は1045gでなんとシャープのラクティブエアEC-AR3SXよりも軽いです。延長管とヘッドはEC-AR3SXよりも重いのでトータル重量では負けてしまいますが、どちらにしろ軽い部類の掃除機であることには間違いありません。

組み立ててみる

スティックモード

スティックモードはやっぱりコンパクトな感じ。持ってみて「めっちゃ軽い!」という感じはしなかったのですが、確かに軽いし扱いやすいです。

高い場所と床など、掃除する場所によって持つ位置を変えることができます。

延長管の先にすき間ノズル

延長管の先にすき間ノズルを付けると先端が軽いので高いところの掃除もしやすいです。せっかく軽いのだから高いところの掃除用にブラシノズルを1個ぐらい付けてくれてもよかったですが。

壁に立てかけたところ。横からの写真だとよくわかりますが、ヘッドの一部が浮いています。

なんだか安定しない感じもしますが、意外と倒れません。パーツに負荷がかかりそうなのが心配ですが・・・

説明書を見ると壁から15~20㎝離して立てかけるように書かれています。

15㎝~20㎝だとヘッドの一部が写真のような感じになるので、これで大丈夫なんでしょう。ヘッドをあんまり壁から離すと掃除機自体が倒れてしまいますし。

スティックモード

スティックモードはこんな感じ。特にどうというところは無いかな。

吸引力を試してみる

重曹をジョイントマット上に撒いて吸わせてみたところ、通常モードでは壁際に取り残しがあり、HIGHモードにすると壁際も取り切ることができました。通常モードでもヘッドをスライドさせると重曹が取り切れたので、バッテリー残量を節約しつつ壁際を掃除したい場合はヘッドをスライドさせるとよいでしょう。

次にフローリング上に糸くず、消しゴム、シュレッダーにかけた紙、重曹を撒いて吸わせてみました。

糸くずは長いものだとヘッドの回転ブラシに絡まりますが、まあ他の掃除機もそうなので可も無く不可も無くといった感じ。

消しゴムは吸い込めた物もありましたが、前に押し出したり吸い込んだものでもヘッドの内部で回転したりといった感じでした。念入りに掃除機をかければダストボックスまで到達しますが、そんなに得意ではないです。まあこれも一般的な掃除機と同様かと。

シュレッダーにかけた紙を吸わせるとヘッドの内部で詰まるものもありますが、この掃除機はそんなことはありませんでした。ただ、ダストボックス内でひっかかることもあるので大量に吸わせるのはおすすめしません。

ドア付近の溝に入った重曹を吸わせた感じはというと、ただ、ヘッドを当てただけだと取れ具合はいまひとつですが、やはりヘッドを横にスライドさせるとよく取れます。通常モードでもなかなかの取れ具合です。HIGHモードでスライドさせると重曹がかすかに残った程度だったので、やはりスライドさせたときの取れぐらいはなかなか優秀です。

マットに20gの重曹を撒いてどのぐらい吸えるか試してみたところ、通常モードで11g、HIGHモードで13gの重曹を吸うことができました(もう1回試してみたけどそのときは14g)。これは期待したほどの結果にはなりませんでした。ただ、同じく軽量モデルのシャープEC-AR3SXは自動モードで13g、強モードで12gだったので軽量のコードレス掃除機としてはこんなもんでしょう。

畳マットの上は特に問題なくゴミを吸えます。

付属のノズルですが、すき間ノズルだけなので特にどうということはありません。普通のすき間ノズルです。

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取り回しやお手入れについて

取り回しは、本体が軽いだけあってなかなか良好です。高いところも掃除しやすいですが、1個ぐらいブラシノズルを付けてほしかった気もします。

棚の下なども本体をひねるとフラットになるのでなかなか掃除しやすいですが、ヘッドがくねくね動くのでちょっとイラつくかも。ヘッドの可動域は前後がやや狭めですが壁に立てかけたときにつま先立ちみたいになる以外はそんなに影響は無いかもしれません。

ダストボックスのお手入れですが、掃除機を横に寝かせたりしたあとにダストボックスを外すと逆流していた重曹が本体側からこぼれることがあるので注意が必要です。ずっと立て掛けた状態なら問題無いと思います。

ダストカップ内ですが、溝があるのでここにゴミが溜まりやすいです。水洗いすれば良い話なんですが、できれば改良してもらいたいところ。ちなみにネットフィルターの上部にも似たような溝があります。

ネットフィルターは長めの髪の毛を吸わせると筒の部分にけっこう絡まります。埃もちょこちょこ付着しますが、こんなものといえばこんなものです。

プリーツフィルターは埃と重曹が溜まっていました。説明書を見てみると、トントンと軽く叩きつける感じでお手入れするようにイラストが書かれていたのでおそらくブラシでのお手入れはできません(シャープのEC-AR3SXもだけど)。このへんはちょっと面倒です。あんまり汚れるようなら水洗いとなります。

サイクロンの分離性能は決して良いとは言えませんが、軽量のコードレス掃除機はこんなもんだと思います。シャープや日立もこんなもんかと。

ヘッドは車輪が汚れやすいのは他の掃除機同様。お手入れ面に関しては特別なところはないと思います。

騒音ですが、軽量掃除機のわりに通常モードはそんなに音が気になりません。HIGHモードにするとさすがに甲高い音がしますが、シャープのEC-AR3SXほどではない気がします。

パナソニックMC-SB30Jのおすすめポイントマイナスポイント

おすすめポイント

  • ヘッドがコンパクト
  • 軽量で扱いやすい
  • 軽量のわりに騒音は抑えめな気がする(あくまでも1.4~1.6kgの軽量モデルでの話)

マイナスポイント

  • サイクロンの分離性能はそんなに高くない
  • プリーツフィルターの掃除にブラシが使えない
  • マットやじゅうたんには強くない
  • バッテリーの残量表示は点灯と点滅だけ

ヘッドがコンパクトなものを探している人や、軽量でも音がそれなりに抑えられているものを探しているひとにいいかもしれません。ただし音はあくまでも軽量モデルにしては抑えられている感じがするという話なので、その点はご注意を。

軽量ということで人気の掃除機ですが、発売から時間が経って安くなった日立のPV-BFL1と同じぐらいの価格ですし、バッテリーが2つ付属するシャープのEC-AR3SXとも5000円ぐらいの価格差なので(2020年2月現在)、これらとも合わせて検討したいモデルです。

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