日立から登場したラクかるスティックPV-BFL1は重さがなんと1.4kg。

軽量で取り回しが簡単な点をウリとしています。

軽量なことでヒット商品となったシャープのラクティブエアの対抗ともいえる商品でしょうか。今回はシャープのラクティブエアも意識しつつレビューしてみたいと思います。

ちなみにラクティブエアEC-AR2SXのレビュー記事はこちらです。

PV-BFL1とラクティブエアEC-AR2Sのスペックを比較

まずPV-BFL1とEC-AR2Sのスペックについて書いてみたいと思います。

PV-BFL1EC-AR2S・EC-AR2SX
本体寸法 スティック230×230×1,000mm222×220×980mm
本体寸法 ハンディ328×90×182mm
標準質量1.4kg 本体は0.95kg1.5kg 本体は1.1kg
集じん容量0.15L0.13L
充電時間約3.5時間約80分
連続使用時間強・約8分
標準・約30分(自走コンパクトヘッド未使用時・約45分
弱・約30分
自動・約20分
強・約8分
付属品ハンディノズル
すき間用吸い口
延長パイプ
スティックスタンド
ACアダプター
お手入れブラシ
(バッテリーは本体内蔵)
スグトルブラシ
はたきノズル
すき間ノズル
バッテリー(取り外し可)
充電器
※EC-AR2SXはバッテリーが合計2個、タテヨコ曲がるすき間ノズル、ふとん掃除パワーヘッドも付属

PV-BFL1は軽さと集じん容量の面で EC-AR2Sよりもやや優れています。

充電時間は約3.5時間と一般的な数字です。バッテリーを取り外して充電できる上、充電時間が約80分の EC-AR2Sよりはやや劣る印象。

連続使用時間は標準で30分使用できるPV-BFL1のほうがよさそう。

付属品はブラシやノズルが複数付属するEC-AR2S のほうがよさそうです。

PV-BFL1開封・内容物一覧

PV-BFL1の箱

こんな箱で届きます。軽量をウリとしている機種だけあって箱を持っても軽い!

収納方法の解説図

日本メーカーの製品とあって箱に収納方法が書かれています。

内容物一覧

内容物は、本体・延長パイプ・ヘッド・ハンディノズル・すき間ノズル・ACアダプター・スティックスタンド・説明書・ガイド2枚。

スペック比較でも書きましたが付属品は少しです。

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本体

本体左右

持ち手はクローズドタイプ。持つ位置を調整して使えます。

本体後方にバッテリーが配置されていますが、自分では交換できない模様。電池交換の際は販売店へご相談くださいとのこと。

前後写真
上下写真

操作ボタンは強・標準・切の3つ。

このほかフィルターお手入れサインと電池表示ランプがあります。

フィルターお手入れサインは1秒間に2回点滅でお手入れ時期。

電池表示ランプは1秒間に2回点滅すると電池残量が少ない状態です。もう少し細かい表示があると便利かなというところ。

ダストボックス

ダストボックス

ダストボックスは写真で言うと左上の青いボタンを押しながら手前に引くことで外すことができます。

ダストボックス取り外しの様子
ダストボックスを取り外したあとの本体

ちなみにダストボックスを取り外すと本体はこんな感じになります。

ダストボックスにスポンジフィルターが配置されているせいか本体側にフィルターはありません。

ダストボックスをバラしたところ

左上から内筒フィルター・ダストボックス本体・スポンジフィルター

下段中央がお手入れブラシ・右側がクリーンフィルター。

内筒フィルターを上下から

内筒フィルターは特にかわったところなし。

クリーンフィルターの表と裏

こうしたプリーツ状のフィルターはお手入れのときにブラシが使えないものがけっこうありますが、PV-BFL1の場合はブラシでお手入れしても大丈夫なようです。

少し硬いですがクリーンフィルターはダストボックスから取り外してお手入れすることができます。

スポンジフィルター

スポンジフィルターはただのスポンジといった感じで特別なところは無さそう。

ゴミ捨てボタン

ちなみにダストボックスを取り外したらゴミ捨てはワンタッチでできます。

ヘッド

ヘッド

こちらがヘッド。幅は約23cmの自走式コンパクトヘッド。

ヘッドの裏側

ヘッドの裏側。ブラシは2種類の毛が使われています。

ブラシをヘッドの前側に近づけた配置にすることによって壁際に強い構造となっているようです。

ヘッドの前後

前面から見ると少し隙間があります。日本メーカーのヘッドはだいたいそうですがこの隙間から壁際のゴミを吸うことができそう。

お手入れの際はヘッドの側面の「ひらく」レバーをひっぱりつつ、ヘッド裏側のパーツを引っ張ることでブラシを取り外すことができます。

ブラシを取り外した状態

道具無しで開けられるのでなかなかお手入れしやすい構造です。

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延長パイプ

延長パイプ

延長パイプは特に変わったところ無し。伸縮はできません。

付属品

隙間用吸い口とハンディノズル

付属品は隙間用吸い口とハンディノズル。

隙間用吸い口は特別変わったところはありません。

ハンディノズル装着状態

ハンディノズルは地味に便利だと思っています。これを装着すると写真のようにハンディタイプとして使用できるんですよね。

そしてポイントはこれを装着した状態で延長パイプの取り付けが可能だということ。

常にハンディノズルを取り付けた状態で使えるので、スティック状態からハンディ状態にしようと思った際に、わざわざノズルを取り付ける手間がありません。

各モード

スティック掃除機として使用時

スティック掃除機モード。この時もハンディノズルは付けたままです。

延長パイプを外せばノズルを付けることなくハンディモードに。

延長パイプを使わない状態

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スタンド

PV-BFL1にはスタンドが付属します。

スタンドの組み立て

写真のように2つのパーツを組み合わせることで完成。

ただ、本当にスタンドだけの機能で、充電もできなければ隙間用吸い口も収納できません。

掃除機をセットしてみました。

延長パイプにあるフックをスタンドに引っ掛けて固定するようになっているので延長パイプを取り付けていないとスタンドにセットできません。

充電

充電中

充電はACアダプターのプラグを直接本体に差し込んで行います。せっかくスタンドがあるのだからスタンドから充電できるようにして欲しかったですが・・・

充電中は写真のように電池表示ランプが赤色に点等します。これが消えると充電完了。

ACアダプター

アダプターは出力21.5V。

取り回し

延長パイプの先に隙間吸い口を取り付けた状態

取り回しですがやはり軽いだけあって使いやすい!高いところの掃除も他の掃除機とくらべて苦にならないと思います。

が、やはり高いところが掃除できるよういろんなブラシが付属して欲しかった。高いところの掃除は意識して作られてないのかな?

ヘッドの動きはまずまず良好ですが、高さの無い場所を掃除しようとするとダストボックスの部分が邪魔をしてしまうかも。

日立独自構造のヘッド

日立のヘッドは独自構造をしていて掃除機本体をひねるとこんな感じになります。これはヘッドの向きを変えるときは楽なのですが、「掃除機を横に寝かせて高さの無い場所を掃除したい」という人には向かないです。

このあたりは好みの問題か。

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実際に使ってみる!吸引力など

重曹をジョイントマット上やフローリング、マットなどに撒いて吸引力をチェックしてみたところ、標準モードでも特に問題無く吸えました。壁際もなかなか良好です。

大き目のゴミは吸えなくも無いですが詰まりやすいですし、すぐにダストボックスが一杯になってしまうので吸わせないほうがよさそう。

重曹20gをマットに撒いてどのぐらい吸えるか検証してみたところ、標準モードは13g、強モードは16g吸うことができました。体感としては軽量のわりに吸引力がある感じがします。ラクティブエアよりもこちらのほうが吸引力があるように感じました。

畳マット上も特に問題なし。

軽いので取り回しはとっても楽です。何度も書きますがやっぱりもうちょっと付属品は欲しかった。

さっきも書きましたが家具の下など高さの無い場所はやや苦手かも。

ダストボックスのお手入れ

ダストボックスお手入れ時は内筒フィルターに髪の毛が絡まっていましたが、ブラシを使うとすぐに落ちました。このあたりは特に可も無く不可も無くといった感じ。

汚くてすみません。使用後の内筒フィルターです。髪の毛以外は絡まっていません。

使用後のクリーンフィルターとスポンジフィルター

内筒フィルターを通り抜けた細かい重曹が付着しています。軽量のコードレスモデルということもあってサイクロン分離機能はそんなに高くないと思います。

どうしてこういう構造なのか分かりませんが、ダストボックス内ではスポンジフィルターとクリーンフィルターの間に空間ができるような配置になっています。

このことでスポンジフィルターが上下に動いて出来た隙間からゴミが抜けてしまいそう。実際にクリーンフィルターに少し重曹が付いていましたし・・・

この構造は何のためなのでしょうか・・・

使用後の本体側はモータのある側は特に汚れなし。スポンジフィルターとクリーンフィルターでゴミを受け止めているのでまあ当然ですね。

ゴミが管を通ってダストボックスへ入ってくる接続部分はゴムに少し重曹が付いて白くなっていました。

今や国内メーカーの掃除機では当たり前な感はありますが、ダストボックスの各パーツは水洗いが可能です。

ヘッドのお手入れ

使用後のヘッド

ヘッドは使用後は吸い込み口以外のところにけっこう重曹が付着していました。

車輪やブラシに髪の毛が多少絡むのは他の掃除機と変わらず。

道具無しですぐに回転ブラシを取り外せるのでお手入れは簡単です。

騒音値

騒音に関しては強モードにするとけっこう爆音ですが、標準モードは割と静かだなーという印象。

標準モードでの使用がメインになると思うので特に問題なさそうです。

日立 ラクかるスティック PV-BFL1 総評

軽いわりに吸引力がなかなか良い。というのがPV-BFL1の一番のメリットかなと思います。

この点を含めてメリットデメリットをまとめてみます。

PVBFL1のメリット

  • 軽くて持ち運びやすい
  • 軽いわりに吸引力良好
  • ハンディノズルは装着したまま延長管やヘッドの取り付けができるので何かと便利
  • 標準モードだと音はまずまず静か
  • 運転時間は標準モード(自走式ヘッド装着時)で30分、取り付けなければ45分となかなか

PV-BFL1のデメリット

  • 自分でバッテリーを交換できない
  • 軽いけど高いところを掃除しようと思ったらブラシなどの付属品は少ない
  • スタンドはあるけど充電はプラグを本体に直接差し込む方式
  • 電池の残量表示は残量が少なくなったら点滅するだけで細かく表示できない

PV-BFL1はどんな人におすすめか

  • 掃除機は軽いほうがいいんだけど吸引力はある程度欲しい
  • 付属品はそんなにいらない
  • ハンディとスティックを手軽に切替えたい

そんな人におすすめの1台です。