2018年に登場したダイソンのDyson V6 Slim Origin DC62 SPL。

2018年のモデルではありますが「V6」とあるように実は本体自体は数年前に登場したモデルとなります。性能面では最新モデルに見劣りしてしまいますが現在人気のV8やV10よりも安く購入できるが大きなポイントです。

旧型ながらも安いので、「最新機種ほどの性能はいらないから安く!」という人には合っているかもしれませんね。

Dyson V6 Slim origin DC62 SPLのスペックは?

とはいってもどんなところが最新機種違うのか気になる人もいると思いますので、まずDyson V6 Slim origin DC62 SPLの性能について確認してみたいと思います。

使用時間通常・約20分(モーターヘッド使用時17分)強モード・約7分
充電時間約3時間半
付属品収納用ブラケット、コンビネーションノズル
電圧21.6V バッテリーに記載の電圧から判断
質量本体1.22kg 2.04kg

使用時間は約20分とダイソンV8の30分よりも短くなっています(ダイソンV8はその分充電時間が5時間ですが)。付属品は収納用ブラケット(壁掛けツール)とコンビネーションノズルのみで、他のモデルと比べてもかなり少ないです。

Dyson V6 Slim origin DC62 SPL 開封

ではいよいよ開封していきます。

こちらが箱、他のダイソンの箱と変わりはありません。


説明書、ユーザー登録カード各種パーツなどが入っています。

付属品が少ないのでちょっと箱のスペースが余り気味?


こちらが内容物全てです。

本体、モーターヘッド、パイプ、充電器、コンビネーションノズル、収納用ブラケット(ねじは付属しません)説明書、といた構成です。

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本体


左右からの写真。見た目の形状はダイソンV8とあまり変わりません。

電源がトリガー式なのは他のダイソンのクリーナーと変わらず。


上下から。下から見るとバッテリーの性能表示を見ることができます。

電圧は21.6Vでした。


前後からの写真。背面には通常と強モードを切り替えるためのボタンが搭載されています。

切り替えるときはトリガーを引きつつボタンを押さないといけないので両手で操作したほうがやりやすいです。


充電時はバッテリー付近のランプが青く光ります(左右に搭載されています)。

ランプが消えたら充電完了!

このランプは電池の材料やエラーを示すためにも使われ、

  • 青 運転中
  • 青点滅 充電が無い
  • 黄色点滅 一時的なエラー(高温や低温環境)
  • 黄色 一時的なエラー
  • 赤色 エラー

となっています。エラーが出たらダイソンのサポートへ連絡を。

クリアビン(ダストボックス)フィルター


クリアビンとフィルターを外すとこんな感じになります。

フィルターについて

取り外せるフィルターはサイクロン部中央にあるプレモーターフィルターのみ。本体後方の排気の部分にもフィルターらしきものはありますが取り外しはできません。

同じダイソンV6と付く製品でも「V6 SV07MH(モータヘッド)」とは違います。SV07MHのレビュー記事も参考にしていただければと思います。


※写真はダイソンV6 SV07MHの排気部分です。Dyson V6 Slim Origin DC62 SPLの排気部分ではありません!

ポストモーターフィルターというフィルターが採用されていて排気のきれいさがアップしています。

Dyson V6 Slim origin DC62 SPLにはこのフィルターは搭載されていません。どうもDC62というのがポストモータフィルターを搭載していない古いモデルになるようです。

排気のきれいさにこだわるのであれば同じV6と名前の付いたモデルでもV6 Fluffy、DC74と名前の付いたモデルが良いでしょう。

それか予算はかなりアップしないといけませんがダイソンV8やV10という手もあります。

クリアビン


本体の赤いレバーを1度下にひっぱるとフタが開いてゴミを捨てることができます。


もう一度赤いレバーを下にひっぱるとクリアビンが外れます。


外すときは本体側にでっぱりがあるので注意。


こちらがクリアビンのフタの部分。ゴムパッキンでゴミが漏れないようになっています。


クリアビンを上から撮ってみました。

少しわかりにくいですが、クリアビンにはヘッドのブラシを回転させるための電気配線があるので水洗いすることができません。説明書には湿った布を使うように書かれています。お手入れをしたあとは完全に乾燥してから取り付ける必要があります。


吸い込んだゴミが入ってくる部分。赤いフタが付いています。


クリアビンを外した本体。

メッシュの部分は取り外せませんのでこの奥に溜まったゴミをお手入れしようとするとエアダスターなどが必要になります。


本体を下から。サイクロンの気筒で遠心分離したゴミがここから落ちてきます。

この奥のお手入れも普通は無理そう。

ダイソンはサイクロン部を分解して水洗いができないというのが他のメーカーと違うところです。やろうと思えばサイクロン部分を取り外して丸ごと水洗いできないことも無いのですが(YOUTUBEなどで検索すれば動画が出てくると思います)、説明書にはそんなことは書かれていません。

ヘッド


ヘッドはカーボンファイバーブラシを採用したモーターヘッドが採用されています。

幅が21cm~21.5cmぐらいでダイソンのヘッドの中ではコンパクトで小回りが利きそうです。


こちらはソフトローラークリーナーヘッド(V10付属のものです)という柔らかい素材が採用されたヘッド。Fluffyと名のつく製品で採用されています。※Dyson V6 Slim Origin DC62 SPLには付属しません!!

ソフトローラークリーナーヘッドはやわらかくフローリングを傷つけにくいといった点や大きめのゴミも吸い込めるというメリットがありますが、じゅうたんなどからしっかりとゴミを掻き出すという店ではカーボンファイバーブラシのほうが優れています。


ヘッドの前後。


ヘッドの裏側。


ヘッドの側面にはコインなどで回すことができるパーツがあって・・・


ブラシを取り出してお手入れをすることができます。


ブラシを取り出した状態。ブラシは2種類の毛が使われています。黒色の毛は密度が高くやわらかめ。紫色の毛は密度が低く硬めです。


ここのパーツもコインなどを使って取り外せます。

吸い込み口周辺が詰まったときにお手入れするためだと思われます。

パイプ(延長管)


いたって普通の延長管。カラーはシルバー。

伸縮はできません。

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コンビネーションノズル


ブラシを出したりしまったりして使えるコンビネーションノズルが付属します。

隙間ノズルとブラシを兼ねているので活躍の場はけっこうありそうです。

付属品らしい付属品はこれと収納用ブラケットぐらいなので付属品を使って便利に掃除をしたいという人は別のモデルを選ぶべきでしょう。

収納用ブラケットと充電器


収納用ブラケットと充電器です。

ブラケットにはネジが付属しないので自分で用意する必要があります。


充電器の出力等とプラグの形状。出力26.10V=780mAとあります。


ブラケットに本体をセットするとこんな感じ。ブラケットを固定する場所が無かったので床において横から撮ってみました。


外すときは手前に引いて・・・


斜め下にひっぱると本体が抜けます。

本体をセットする部分には充電器のプラグがあるので、ブラケットにセットするだけで充電ができるようになっています。

このブラケットの仕組みはダイソンV8でも採用されています。

組み立ててみる


パイプとヘッドを取り付けてみました。


壁に立てかけた状態。

滑り止めは付いていないのでうっかりぶつかるとすぐに倒れてしまいます。

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実際に使ってみる

(↑いろいろと掃除機の動画をアップしているので登録お願いします!)

実際に重曹を吸わせるなどして使ってみました。特別記載がある場合意外は通常モードで試しています。

まず使ってみて思ったのは音がでけえ!ということ。キーンという高い音がします。まあ、ダイソンV8やV10の音を聞いたことがあるので大きく感じるのかとは思いますが、音の質にもよって感じ方はかわると思うので動画の一番最後で確認していただければと思います。

ジョイントマット上では重曹とシュレッダーにかけた紙を吸わせてみました。重曹は吸ってくれますが紙は押し出してしまいなかなか吸ってくれません。上からかぶせるようにすると吸ってくれますが大量にヘッドに詰まっていました。大きなゴミは無理そうです。

また、壁際も取り残しが出ます(ヘッドを壁につけて横にスライドさせれば吸えましたが)。この点は注意しておきたいところです。ダイソンはこれに限らずちょっと壁際に弱い印象。

マットに20gの重曹を撒いて10往復でどのぐらい吸えるのかといった検証では通常モードで16g、強モードで18gの重曹を吸うことができました。安くてもダイソン。吸引力はかなり高めです。

畳マットに重曹を撒いて吸わせた感じは全然問題なし。ばっちりです。

海外メーカーのわりに取りまわしは思ったより良い印象。電源はトリガー式なので指が疲れるというデメリットもある反面こまめに電源がオンオフできるのがメリットです。

バッテリーの持ちはフル充電からならまずまずでしょうか。1回掃除して充電しないまま、2回目もの掃除しようとした(ブラシ回転あり通常モード)場合は途中で切れてしまいました(30㎡弱の家に住んでます)。

ゴミ捨てに関してはよく言われている通り、そのまま捨てると埃が舞います。外で捨てるかビニール袋のなかで捨てたほうが安心です。

お手入れはコンビネーションノズルのブラシで行いますが、メッシュ部分の奥に入った重曹は取れません。別段ここまでお手入れしなくても使えるのですが気になる人はエアダスターなどを使ってお手入れすることになりそうです。メッシュ部分が使いやすくなっているV8やV10とくらべるとどうしても劣ってしまいます。

使用後の汚れなど

重曹などを吸わせたあと部屋の掃除もして、その後の各部の状態もチェックしてみました。


使用後のヘッドの様子です。やはりブラシに髪の毛が絡まっています。

写真赤枠の部分はシュレッダーにかけた紙を吸わせた際に紙が詰まっていました。あまり大きいものを吸わせるとここにひっかかるかもしれません。

ダストボックスのフタの部分。やはりゴムパッキン周辺や出っ張りの隅のところにゴミが溜まりやすいです。

ダイソンに限らずこうしたところはゴミが溜まりやすいです。


サイクロン部を下から。重曹が付いてます。

奥は手が届かないので普通はお手入れができません。


メッシュ部分。大半の髪の毛はダストカップに落ちますが、長い髪の毛など一部はメッシュ部分に絡まっていました。


プレモーターフィルター。見た目には汚れはありません。ちょっと埃のにおいがするかなといった程度。

Dyson V6 Slim Origin DC62 SPLのメリットデメリット

性能面では最新機種には適いませんが価格面ではかなり安いので性能対価格をどのように考えるかによって評価の変わってくる機種です。

Dyson V6 Slim Origin DC62 SPLのおすすめポイント

・ダイソンの中では価格がかなり安い
・安いけど吸引力はある
・充電台は本体をセットするだけで充電できるし付属品もセットできる

Dyson V6 Slim Origin DC62 SPLのマイナスポイント

・ダイソンV8やV10を知っていると旧式感は否めない(音や排気部分のフィルターなど)
・付属品が少ない
・サイクロン部やダストカップは水洗いできない(この機種に限らずダイソンはそうです)
・バッテリーはやや物足りないこともあるかも(使用可能時間は平均的な時間)
・壁際は弱い印象

ダイソンの吸引力が魅力だけど新しめの機種は予算オーバーという人に合ったモデルといえそうです。

ただ、付属品も少なくフィルターのも性能は落ちるので、性能重視の人は新しいモデルのほうがおすすめです。ダイソンV8とV10を比較した記事もあるのでそちらも参考にしていただければと思います。