パナソニックから登場しているコードレスクリーナーiT(イット)。そのスタイリッシュな外観から人気になりました。ヘッドをくるっと回して狭いところを掃除できる構造も斬新でしたがその新モデルが登場していますのでレビューしてみたいと思います。

MC-PBU520 Jの性能は?

使用時間強・約10分自動・約15~約30分
充電時間約3時間
集じん容積0.5L
電圧21.6V バッテリーに記載の電圧から判断
質量本体1.7kg スティック2.3kg

基本性能ですが使用時間が最大でも30分と特別長いわけではありません。質量は最近流行の軽量クリーナーと比べると重いです。

iTの特徴は数値的な面よりもその見た目と独自の動きにあると思います。

MC-PBU520JとMC-SBU520Jの違いは?

今回私が購入したクリーナーはMC-PBU520Jですが同時期にMC-SBU520Jというクリーナーも発売されています。アルファベットが1文字だけ違うので間違って購入してしまいそうですが

  • MC-PBU520J・・・紙パック式
  • MC-SBU520J・・・サイクロン式

というのが大きな違いです。

使用時間や充電時間などの基本的な性能は変わりませんが、お手入れの方法が大きく違ってくるのでよく考えてどちらにするか決めたいですね。

紙パック式だとフィルターのお手入れをする手間はありません(紙パックを装着する空間の奥にフィルターがあるけどお手入れの頻度は低い)が紙パックを常備しておく必要があります。サイクロン式は紙パックを買う必要はありませんが集じん容量が少ないのとフィルターのお手入れの手間が出てきます。

MC-PBU520J(紙パック)

カラー・ピンクゴールド
MC-SBU520J(サイクロン)

カラー・メタリックグレー
運転時間強・約10分自動・約15~約30分強・約10分自動・約15~約30分
質量本体1.7kg スティック2.3kg本体1.6kg スティック2.2kg
集じん容量0.5L0.3L
センサークリーンセンサークリーンセンサー
ノズルくるっとパワーノズル・ガバとり構造くるっとパワーノズル・ガバとり構造
付属品すき間用ノズル, ペタすき間ノズル, 紙パックAMC-U2(1枚)すき間用ノズル, ペタすき間ノズル

基本スペック重さと集じん容量が少し違うだけです。

カラーは紙パックがピンクゴールド、サイクロンがメタリックグレーとなっています。

スポンサードサーチ

MC-PBU520Jを開封


というわけで開封していきたいと思います。いつものパナソニックのデザインの箱で届きました。


各パーツの収納方法がダンボールに書かれているのもいつものとおり。


こちらが入っているもの全てです。

本体、延長管、床用ノズル(ヘッド)、すき間ノズル、ペタすき間ノズル、充電台(裏側にネジ付属)、充電アダプター、説明書といった構成です。

本体


本体の左右の写真です。

なんだか武器みたいな形状です。ハンドル部分が広くいろんな場所を持って掃除ができそうです。


通常は写真右側のような形で持ちますが、状況によっては左側のような形で持ってもいいかもしれません。

排気口は左右両サイドにあります。


上下の写真です。

上から見ると真ん中に一本のピンクゴールドのラインが入っていてとてもスタイリッシュ。

下側から見ると紙パックを取り替えるためのフタとバッテリー部分のフタがあります(写真左側が紙パックのフタ、右側がバッテリーのフタ)。


前後からの写真。

前面は延長管を接続する接続口があります。この奥には上下にハウスダスト発見センサーのセンサー部があり、センサーの反応がおかしいときはセンサーを布で拭いてお手入れします。

操作パネルは後方にあります。ボタンは3つで「ブラシ回転」・「自動|強」・「切」の3つ。

動作モードは自動と強でボタンを押すごとに切り替わる仕様。ブラシ回転のオンオフも可能となっています。

操作パネルの上にはハウスダスト発見センサーのランプが搭載されています(オレンジ色に光っているのはブラシ回転のオンオフを示すランプ)。

青→赤→赤点滅→赤早く点滅

の4段階に光って検知量を教えてくれます。青はきれいな状態、赤色が高速で点滅すると一番汚れている状態です。


ちなみに左右にもランプが搭載されていて、バッテリー残量と紙パックの交換を知らせるランプとなっています。

バッテリーは

  • 青色点灯・・・残量十分
  • 青色点滅・・・残量わずか

を意味します。

もう少し細かく残量表示してくれるとよかったかも。

 


ハンドルの裏側には壁ピタゴムというゴムが付いているので壁に立てかけたときに倒れにくくなっています。


壁に立て掛けた全体像です。やっぱり見た目がスタイリッシュ。


延長管を取り外してハンディタイプにもできます。

バッテリー


裏側のネジを外せばフタが外れてバッテリーの取り外しが可能です。


バッテリーの電圧は21.6V、容量は1850mAh。画像が暗くて文字が見えづらかったので電圧やワット数の表示のところだけ画像加工して青くなってます。

交換バッテリーを買えば簡単に交換ができそうです。

ただ、お値段が・・・

スポンサードサーチ

紙パックのセット


本体下側のフタを開けると紙パックがセットされていました。


白い台紙の部分を持って引っ張ると外すことができます。装着も簡単。


紙パックはS型 AMC-U2

キャニスター型掃除機用の高級紙パックほど性能は高くなさそうですがアイリスオーヤマの紙パック掃除機よりは材質的に性能が良さそうな感じ。


紙パックを取り外した状態。

本体を横にすると紙パックとの接点が上に来るので紙パックを取り外すときにゴミがこぼれることが少なそう。


モーター側にはフィルターが付いています。

水洗い可能ですが説明書には、もみ洗いや洗濯機洗いをしないよう注意書きがあります。

延長管


延長管の写真、上から・横から・下から。

延長管を接続することで30cmちょっと長くなります。

伸縮はできません。

(床用ノズル)ヘッド


幅は約24.5cm。けっこうワイドです。


ヘッドの裏側。


ヘッドの稼動部分。


ヘッドの前後。


ガバとり機構。

ヘッドの一番の特徴はガバとり構造でしょう。ヘッドが壁に当たるとヘッドの前面が開いてブラシが壁際まできっちり届く仕組みになっています。

また、ローラーも搭載されているので壁に当てた状態から左右に動かしやすくなっています。

くるっとパワーノズル

パナソニックさん公式の動画です。

ノズルはくるっとパワーノズルという構造になっていてくるっと手首をひねるとヘッドがスリムになってI字型になります。iT(イット)という名前の通り、ヘッドの形をI字型とT字型で切替えて使うことができるので隙間ノズルの付け替えの手間が減りそうです。

体が固い人はちょっと手首が痛いかもしれませんが、慣れてくれば大丈夫かも?それか両手で持ち替えながら使うのがいいかもしれません。このへんは自分で使いやすい方法を試行錯誤です。

スポンサードサーチ

付属品


ペタすき間ノズル。広範囲を一度に掃除する時に使えそうなノズル。

説明書では「階段や家具などの下に」と書かれています。

キャニスター型のMC-JP810GやコードレスのMC-SBU820Jにも付属していました。パナソニックの2018年モデルはほとんどこれが付属するみたいです。


すき間ノズル。

いたって普通のすき間ノズルです。

充電台(壁掛けツール)とアダプター


充電台(壁掛けツール)の表と裏。

裏側に付属のネジがありました。2箇所をネジ留めして壁に固定します。

裏側の白色のパーツを外してアダプターのプラグをセットするようになっていて、充電台に本体をセットするだけで充電ができるようになっています。

こちらがアダプター。

特に変わったところはありません。


充電台を使わないときは本体の裏側に差し込んで充電します。

壁掛け収納

壁掛けにすると付属品のすき間ノズルとペタすき間ノズルも収納できます。


クリーナー本体をセットしてみました。セットするだけで充電がはじまります。

ただ本体がスリムなのにヘッドの幅があるので場所を取ってしまう・・・

そんなときはヘッドの向きを縦向きにすることでスリムに!

これならちょっとしたすき間にも収納できそうです!

寝かせたときの高さ


本体を寝かせて高さの無い場所を掃除しようとするとこんな感じになります。


寝かせると構造上、ヘッドがちょっと斜め向きになってしまいます。壁に対して平行には出来きません。


本体部分から太くなるのであまり奥行きのあるところは入らないかもしれません。ヘッドから本体の太くなるところまで約50cm前後。高さは5cmちょっと(延長管部分)なのでだいたい5.5cm以上の高さがあれば入りそう。(素人採寸ですので誤差はご容赦ください。)

スポンサードサーチ

各部の重量


本体は紙パックをセットした状態(ちょっとゴミも吸っちゃいました)で1678g。


延長管が140g、すき間ノズルが20g、ペタすき間ノズルが55g。


ヘッドが492gです。

本体、延長管、ヘッドの合計が2310gなのでほぼスペックどおりです。

実際にいろいろ吸わせてみるぞ


(↑いろいろと掃除機の動画をアップしているので登録お願いします!)
重曹とシュレッダーにかけた紙を吸わせてみました。

ジョイントマット上、フローリングマット上、畳マット上とも問題なく吸えます。ガバ取り構造もあって壁際も強い印象できっちり吸ってくれます。ブラシの届かない壁際の溝に入った重曹も完璧ではないものの吸い取ってくれ、体感の吸引力はなかなかです。壁際にヘッドを押し付けるとヘッドの横からもけっこう吸ってくれる印象。

だた、マットに重曹を撒いて何g吸えるか試してみたところ思ったほど吸えていない・・・あとで本体やヘッドを揺らしてみるとサラサラと重曹がこぼれてきました。どうも延長管を取り付けた状態で大量の粉を吸わせると吸い込み経路に粉がいくらか残るみたいです。延長管を外してハンディタイプにすればそんなでも無い・・・と思います。

付属品のすき間ノズルとペタすき間ノズルは、特に可も無く不可も無くといったところでしょうか。

くるっとパワーノズルはヘッドをくるっと回転させることで狭い隙間に入ってなかなか便利です。ヘッドが縦向きになるわけですが、ブラシのある側のほうがよくゴミが取れます。くるっと回転させるときは本体を手前に引いた上体よりも奥(前方?)に出してから回転させたほうがやりやすいです。

音は特別静かというわけでもありませんが爆音という感じもしません。ブラシ回転の音はやや好みが分かれるかも?

稼働時間について

ある程度充電してから使いましたが、いろいろ使い心地を試していたら思いのほか早く充電が切れてしまいました。自動モードで約15~約30分稼動しますがブラシを回転させていたら30分も持たないでしょうし、広範囲を掃除する時は念入りにやるとバッテリーがやや心配です。

コードレス掃除機の稼働時間としては一般的なので大きなデメリットでもありませんが、長時間稼動可能なダイソンなどに慣れていると短いと感じるかもしれません。

使用後の状態


使用後のヘッド。重曹を吸わせたので車輪の軸のところなどに重曹が付いています。

そんなに量は吸わせていませんが髪の毛はブラシの軸のところに1~2本絡まっていました。

感想としては「まあこんなもんじゃないかな」というところです。特別汚れやすいとかいうことは無いと思います。


ブラシを取り外すとこんな状態でした。


ヘッドの後ろ側。

ヘッドの後ろ側の稼動部に重曹が溜まっていてここはちょっと取り除くのが大変でした。


紙パックを取り外した状態。

紙パックとの接点になるゴムの部分に重曹が付いていて紙パックを外すとぱらぱらとこぼれました。

これは紙パック式の掃除機ではよくあることなのでMC-PBU520Jが特別駄目ということでは無いと思います。

モーター側のフィルターは今回の吸引力実験程度では汚れはありませんでした。

スポンサードサーチ

MC-PBU520Jのメリットデメリット

MC-PBU520Jのおすすめポイント

・見た目がスタイリッシュで出しっぱなしでもおしゃれ
・ガバとり構造で壁際に強い
・くるっとパワーノズルは回転させるだけで狭い隙間にも入る
・センサーでゴミの有無を確認しながら掃除ができる
・紙パック式なのでお手入れの手間が少ない
・充電台は本体をセットするだけで充電できるし付属品もセットできる
・ヘッドの角度を変えることで省スペースにも壁掛け可能
・クリーナーは自立不可だがピタっとゴムで立てかけてもずれにくい
・キャニスター型の高級品には及ばないが紙パックの質はまずまずよさそう(純正品の場合)

MC-PBU520Jのマイナスポイント

・3万円以上のそこそこするモデルだがバッテリーの残量表示は点灯と点滅の2段階のみ
・延長管を取り付けた状態で粉状のゴミを吸うと吸い込み経路にゴミが少し残ることがある
・ヘッドの稼動部は少しお手入れがしにくいか?
・バッテリーはやや物足りないこともあるかも(使用可能時間は平均的な時間)
・高いところではなく床向き(特にデメリットでも無いかも)
・くるっとパワーノズルは人によっては手首が痛いと思うかも(両手で持ち替えて使うなどの工夫や慣れが必要?)

 「見た目重視で、リビング周りなどをさっと掃除したい」「サイクロン派じゃなくて紙パック派」、という人にはぴったりじゃないでしょうか。