パナソニックのサイクロン掃除機でもフラッグシップといえるMC-SR560G。ポイントとしては本体質量が2.6kgと軽量なこと、そしてサイクロン部にメタルコーティングが施されていること、そしてダストボックス内の網目の部分を斜め穴になっていてゴミが中に入りにくいことでしょうか。

ハウスダスト発見センサーが搭載されているのもポイントですね。

今では珍しくありませんがサイクロン部はフィルターレス、ダストボックスはまるごと水洗いが可能です。

前モデルのMC-SR550Gと何が違うの?重さと付属品!

気になる前モデルとの違いですが

  • 吸込仕事率200~約60W
  • 集じん容量0.25L
  • 幅・奥行き・高さ238×327×290mm

といったあたりは変わりがありません。ハウスダスト発見センサーも両方に搭載されていますし、メタルコーティングやステンレスガードも両方に搭載されています。

標準質量が軽くなった!

では何が変わったのかというとまず重さです。

本体質量はともに2.6kgと変わりませんが、ホース・床用ノズル・延長管を含めた標準質量だと

  • MC-SR550G・・・4.1kg
  • MC-SR560G・・・3.9kg

となっています。より軽量化が進んでいます。

持ち手と延長管が変わった

560Gの延長管は軽量化のためか伸縮ができない仕様になっています。

そのかわり持ち手の部分はロングハンドルという仕様になっています。このロングハンドルは持ち手の部分が広く取られていて状況に応じて短く持ったり長く持ったりすることで長さを調節することができます。

付属品が3段伸縮ロングすき間ノズルからペタすき間ノズルに

MC-SR550Gには3段階伸縮ロングすき間ノズルという3段階に伸縮するノズルが付属していましたがMC-SR560Gはペタすき間ノズルというノズルになりました。

↑ MR-SG550G付属のものと同じかどうかはわかりませんがこんな感じのノズルです。


パナソニックの紙パック掃除機MC-JP810Gのものですがペタすき間ノズルです。

ブラシの部分が広いので広範囲の掃除ができます。

どちらがいいのか好みの問題でしょうか。

ちなみにカラーは

MC-SR550G・・・レッド・ブロンズ

MC-SR560G・・・レッド・ローズゴールド

となりました。

下位モデルのMC-SR36Gとは何が違うの?

廉価なモデルとしてMC-SR36Gも登場しています。こちらは何が違うのでしょうか。

こちらも吸込仕事率、集じん容量、本体質量は変わっていません。ハウスダストセンサーも搭載されています。メタルコーティングやステンレスガードも変わりありません。

重さが0.1kg重い

まず標準質量ですがMC-SR36Gのほうが4.0kgと0.1kgだけ重くなっています。少しの差ですのでそれほど気にすることはないかもしれません。

ハンドルと延長管が違う

2機種の商品画像を見比べるとわかるのですがMC-SR560Gは持ち手の部分がロングハンドルという長いハンドルになっています。持ちが長いので持つ場所を変えることで調節をします。このせいか延長管の伸縮ができません。

これに対してMC-SR36Gは従来と同じようなハンドル。延長管の伸縮も可能です。

ロングハンドルはホースの位置を下に移動することで手元の重量負担を軽減する効果もあるようですが、慣れるまでは少し違和感を感じるかもしれません。慣れてしまえばどうということは無いとは思いますが。

LEDライトが子ノズルだけ

パナソニックの掃除機はヘッドが親ノズルと子ノズルに分離します。ヘッドが入らない狭いところの掃除などに便利なのですがMC-SR560Gは親ノズル子ノズル両方にLEDライトが搭載されているのに対してMC-SR36Gは子ノズルだけです。

子ノズルに分離したときだけしかライトを使えないのでLEDライトが欲しいという人はMC-SR560Gのほうがいいかもしれません。

ふとん清潔ノズルが付属しない

付属品でも違いがあります。

  • MC-SR560G・・・ワンタッチ手元ブラシ、 ふとん清潔ノズル、 ペタすき間ノズル、 ホース掛け、つぎ手パイプ
  • MC-SR36G・・・ワンタッチ手元ブラシ、すき間ノズル

と違いがあります。

ふとん清潔ノズルが大きな違いでしょうか。

おそらくこれだと思います対応機種に1世代前のMC-SR35Gが載っているのでおそらく大丈夫かと(確実性を求めるならパナソニックさんに問い合わせてみてください)。3000円ちょっとで買えるので迷う理由がふとん清潔ノズルなら別途購入するという手もあります。

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MC-SR560G開封

いつものように前置きが長くなってしまいましたがレビューをしていきます。

箱はいつものパナソニックの箱。


内容物です。

  • 本体
  • ホース
  • 延長管
  • 床用ノズル(ヘッド)
  • ふとん用ノズル
  • ペタすき間ノズル
  • ホース掛け
  • つぎ手パイプ

となっています。付属品はそれほど多くありません。


説明書ももちろんあります。お手入れの仕方を説明した紙も入っていました。裏側にはダストボックスの取り外し方等の説明が書かれています。

本体


こちらが本体の前後左右の写真です。持ち手が付いていて本体を持ちながら掃除もできそう。


上下の写真。まあ特に変わったところはありません。


お手入れランプとエコナビランプが搭載されています。

自動運転にするとエコナビランプが点灯します。


ダストボックスを外してみました。ワンタッチ?で簡単に外れます。


本体側にはクリーンフィルターが搭載されています。サイクロンで分離し切れなかったゴミはここで受けるようです。右側の写真は九厘フィルターの裏側。


クリーンフィルターを外すと内部がちょっと見えます。モーターへとつながる部分でしょうか。

ダストボックス


こちらがダストボックス。


他のサイクロン掃除機と同様、お手入れブラシが収納されています。お手入れブラシは他のメーカーのものと比べて長い気がします。こっちのほうが奥まで掃除ができていいかも?


ダストボックスは4つのパーツから構成されています。写真の真ん中2つのパーツがゴミを分離する上で重要部分ですね。


こちらがサイクロンの気筒部分。8気筒になっています。

下から見るとコーティングでテカテカ光っています。これはパナソニック独自のメタルコーティング。これによってゴミが付着しにくくなっています。


こちらは円筒状の部分。ここを通り抜けたゴミが先ほどのサイクロンの気筒部分で分離されます。


横からの写真。この部分はステンレスガード呼ばれています。普通のサイクロン掃除機はこの部分の穴はまっずぐ開いているのですが、パナソニックの場合は斜め穴加工となっていて細じんを通しにくく髪の毛なども絡まりにくいようです。

ほとんどの部分は光に透かすと向こう側が見えるのですが一部分だけ向こう側が見えない部分がありました。なぜこういう構造になっているのかはわかりません。


ゴミがたまる部分。ワンタッチでゴミ捨てができます。この部分は特別な機能はありません。

他のサイクロン掃除機同様ゴミが舞わないようゴミ袋のなかで作業を行うなど注意してゴミを捨てたほうがよいと思います。

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ホース


こちらがホースです。

MC-JP810Gのときもそうでしたがロングハンドルが採用されています。


ホースの位置が下にくることで重さが少し軽減されるのと持つ場所を変えることで長さの調節ができるのがポイントです。

その代わり延長管は伸縮ができないので評価が分かれるところです。

はじめは少し違和感を感じるかもしれません。慣れの問題かとは思いますが。


こちらが操作ボタン。「ブラシ・ライト切/入」「強|弱」「自動」「切」の4ボタンで特に難しいところはありません。


本体に接続する側。センサーのお手入れ方法が書かれています。


わかりにくいですが丸をつけた部分にセンサーが搭載されています。


先端には手元ブラシが搭載されています。クルッと回すことで簡単に取り出せます。収納状態も取り出した状態もカチっと固定されるわけではないので簡単に動きます。

延長管


延長管は伸縮ができませんが非常に軽量です。「軽量素材PPFRP」という素材を使用することで軽量を実現させているとのこと。

床用ノズル(ヘッド)


ヘッドは非常にコンパクト。

幅は約21cmです。

ブラシの部分は2種類の毛が使われていてふき掃除効果があると言われています(水拭きではない)。

別機種になりますが拭き掃除機能のあるMC-PK19Gで試してみた動画です。ある程度の効果がありますが過度な期待はしないほうがいいかもしれません。

舞っている細かなゴミを吸うエアダストキャッチャーという機能もありますが、実際の使用だとヘッドの上部ではなく正面のすき間から吸っているような気もします。


正面からの写真。LEDライトが搭載されています。また、下のほうに隙間があり、壁際のゴミもきちんと吸ってくれそうです。


ヘッドを後ろから。


ブラシのお手入れはコインやマイナスドライバーを使ってカバーを外して行う仕様になっています。これまでのパナソニックの掃除機と変わりありません。

親ノズルと子ノズルの分離


パナソニックのヘッドの特徴としてヘッドが分離する機能があります。

足でペダルを踏むことで小さなノズルに分離できるので狭いところを掃除する時になかなか便利です。こちらにもLEDライトが搭載されています。

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ホースとヘッドは実はMC-JP810Gと一緒!?


写真を撮っていて思ったのが、「これってパナソニックの紙パック掃除機MC-JP810Gと同じじゃね?」ということです。

試しに並べて写真を撮ってみましたが延長管の形状が少し違う以外は全く一緒。


ホースの部分は型番らしきものが書かれていますが、全く一緒の型番でした。

紙パックとサイクロンという違いはありますがMC-JP810GとMC-SR560Gのホースとヘッドは同じ物のようです。

ペタすき間ノズル


90°弱ですが角度調節が可能なすき間ノズルが付属します。これは2018年発売のモデルから新たに搭載された付属品だと思われます。


ブラシの部分。吸い口が広いので広範囲をブラシで掃除したい場合は活躍の場があるかもしれません。

ふとん用ノズル


ふとん用ノズルも付属します。電動で動く部分はありませんが布団に吸い付くことなく掃除ができます。

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ホース掛け・つぎ手パイプ


収納時にホースを引っ掛けるホース掛けと別売りのノズル取り付ける際に必要なつぎ手パイプも付属します。

収納


収納時はホース掛けをホースにセットして・・・

ハンドルに引っ掛けることで収納します。


これが収納状態。この状態で高さ約116cm。


もっとコンパクトにという場合はホースを外して収納することになります。

この場合の高さは約76cmです。

各部の重さ


少しわかりにくいですが本単は2646gでした。ほぼスペックどおりです。


各パーツの重さ。ヘッドが388g、ホースが693g、延長管が173gです。

1.3kg弱なのでこちらもほぼスペックどおり。延長管はかなり軽いですね。


親ノズルと子ノズルの内訳は306gと82g。


一応付属品の重さも。

ペタすき間ノズル54g、ふとん用ノズル224g、つぎ手パイプ19gです。

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ヘッドの取り回し


ヘッドの最大角度はこんな感じ。

ヘッドはコンパクトなので動かしやすいと思います。


ヘッドと延長管を寝かせたじょうたいにすると高さは約5.5cm。定規のメモリの始まる位置の関係で5cmっぽく見えますが5.5cmぐらいです。ただし素人採寸ですので余裕を持って見て頂ければと思います。

実際にゴミを吸わせてみる


(↑いろいろと掃除機の動画をアップしているので登録お願いします!)

実際に重曹や小麦粉を吸わせてみました。自動的にパワーを調節してくれる自動モードで行いましたがフローリング、畳マットは特に問題なし。吸引力の体感はMC-JP810Gと同じぐらいかなと思いました。ハウスダスト発見センサーがあるのでこれを見ながら掃除すると念入りに掃除するクセがつくかもしれません。

壁際も問題なさそうです。

本体は軽量ですので持ちながらの掃除も他のサイクロン掃除機に比べると楽そうです。前回のレビューでMC-JP810Gを使ったのでやや重く感じてしまいましたが(MC-JP810Gは2kg)トップクラスに軽い部類です。

持ち手の部分、ロングハンドルは状況に応じて持つ場所を変えれば良いのですがやっぱりついつい一番上を持ってしまいます。これまでの掃除機でそうやって持っていましたから慣れるまでにちょっと時間がかかりそうです。私の身長は170cm弱ですがハンドルの一番上を持った状態でヘッドを手前に引き寄せると長く感じてしまいます。

パナソニックの掃除機レビューで毎回のように出てきますが親ノズルと子ノズルに分離できるのは便利ですね。足で踏んで取り外しができるのでイチイチ屈む必要がありません。もとに戻すときも足で軽く踏むとカチっとはまります。

ペタすき間ノズルは、うーんどうでしょうか。私はそれほど使い道を見い出せませんでしたが、これが便利という人もいるのかもしれません。階段とかに使うのがいいかも?

音はめちゃくちゃ静かというわけでもありませんがどちらかというと静かな方に分類されるんじゃないかなと思います。

ダストボックスのお手入れ

ダストボックスのお手入れですがステンレスガードの部分は確かにゴミがつきにくい気がします。髪の毛も少し吸わせてみましたがこの部分は髪の毛が絡みにくいと感じました。


赤いカバーの内側も粉が付いてます。

サイクロン部のメタルコートは中央付近は汚れが付きにくいかも。ただ周囲はけっこう付いてますね・・・


サイクロン部の上側はサイクロンでゴミが分離されているせいか目立つ汚れはありません。

サイクロンの気筒内部を指でなぞってみると、うっすら白くなる程度です。


ダストボックスの底の部分や・・・


本体とダストボックスのつなぎ目部分・・・


ゴムパッキンの部分には汚れが付きやすいです。

ただ、これらはサイクロン掃除機全般に言えることだと思うのでMC-SR560Gが特別ひどいとは思いません。

クリーンフィルターは肉眼では汚れが確認できませんでした。1回の使用でここが汚れたらサイクロンでろくずっぽゴミが分離できていないことになるので、汚れてたら汚れてたらで困りますけどね。

ちなみにお手入れの際はブラシでこすらないようにと説明書に注意書きがあります。

サイクロン式で軽いものが欲しい人むけ!

キャニスター型サイクロンの中ではトップクラスに軽いのでサイクロン掃除機派でなおかつ軽さを求める人におすすめの機種といえそうです。吸引力もまあまあじゃないかと。

最後にMC-SR560Gについて思ったことをまとめてみます。MC-JP810Gと似たような感じにはなりますが・・・

MC-SR560Gのおすすめポイント

・有線式サイクロン掃除機の中ではトップクラスに軽い
・ヘッドもコンパクトで狭いところに入りやすい
・親ノズルと子ノズルに分離できるし屈まずに分離ができる
・親ノズル子ノズルともにLEDライトが搭載されている
・ハウスダスト発見センサーがあるので目に見えないゴミの取れ具合も確認できる(感度の調整も可能)
・下位モデルに付属しないホース掛けが付属
・サイクロン部まで分解して水洗いが可能
・音もどちらかというと静かなほうかも
・ステンレスガードは髪の毛が絡まりにくい

MC-SR560Gのマイナスポイント

・ロングハンドルは好みが分かれそう・慣れるまでに少し時間も掛かりそう
・ロングハンドルを採用しているので延長管の伸縮はできない(ロングハンドルを持つ場所で調節)
・ステンレスガードは効果があるしメタルコートも多少効果がありそうだけど結局他の部分も汚れるのでお手入れの手間が劇的に減るわけでもない

 

サイクロン式なのでどうしてもお手入れの手間がありますがサイクロンの部分まで水洗いできるのと軽さにこだわって作られているのがポイントです。センサーやノズルなどこの機種に限りませんがパナソニック独自の便利な機能にも注目です。