今回レビューするのは日立のコードレスサイクロンPV-BEH900です。

まずはスペックですが・・・

  • 本体質量1.5kg (標準質量2.1kg)
  • 充電時間3.5時間
  • 動作時間 強8分 標準40分
  • 集じん容量 0.2L

となっています。

多彩なツールが付属するので通常の使い方はもちろんいろんな場所での掃除に活躍してくれそうです。

PV-BEH800との違いは?

同時に発表された製品としてPV-BEH800があります。メーカーサイトをチェックすると重さや充電時間、動作時間までまるで一緒。ヘッドも一緒っぽいし・・・何が違うのかと思いましたがどうやら付属品の違いみたいです。

● ハンディノズル
● パワフル スマートヘッド
● ミニパワーヘッド
● マルチすき間ブラシ
● ハードブラシ
● ほうきブラシ
● スマートホース
● 延長パイプ
●充電台
●お手入れブラシ
● ハンディノズル
● パワフル スマートヘッド
● ミニパワーヘッド
● マルチすき間ブラシ
● 延長パイプ
●充電台
●お手入れブラシ

引用元:日立 仕様:スティッククリーナー(コードレス式)PV-BEH900・PV-BEH800

PV-BEH800にはハードブラシ・ほうきブラシ・スマートホース。が付属しません!

より便利に掃除をしたい人はBEH900がよさそうです。

他には違いがわかりませんでした。見落としがあったらすみません。

PV-BEH900を開封

ではいよいよ開封して実際に触れてみての気づきやなど書き留めてみたいと思います。


まずは箱から。何のへんてつも無いダンボールですが日本製と書かれているのがポイント。

日本製だからなんでもすごいってわけでもありませんが、なんとなく安心という人もいるのではないでしょうか。


箱を開けると箱への収納方法も記載されています。


こちらが中身。1つ1つビニール袋に包まれているパーツを取り出していきます。


これが全パーツを取り出したところです。

本体・延長管・ヘッドの基本的なパーツに加えて・・・

ミニパワーヘッド・マルチすき間ブラシ・ほうきブラシ・ハンディノズル・ハードブラシ・スマートホースといった付属品があります。

そして充電台も付属します。

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本体


本体の上下左右。

グリップは状況に応じて持つ場所を変えることで重さの感じ方が変わりそうです。


これは上から見たところ。

バッテリーの残量を表すランプ・フィルターお手入れランプと強・標準・切の各ボタンが配置されています。

バッテリー残量を表す電池マークが点滅をはじめたら電池残量が少なくなったということです(1秒間に4回程度の早点滅の場合はバッテリーの異常)。もう少し細かく残量表示をして欲しかったところではあります。

動作モードは強と標準の2つでとてもシンプル。


これは正面からの写真。

延長管などを接続する部分付近にLEDライトが搭載されています。すき間ノズルなどの付属品を使用するときも掃除する場所を照らすことができるのはちょっぴり嬉しいです。


本体後部。ここにバッテリーをセットするようになっています。


これがバッテリー。21.6Vのリチウムイオンバッテリーとなっています。

シャッターを調節して排気の方向が変えられる!


PV-BEH900注目の機能としてシャッターをスライドさせて排気の方向を変えるというものがあります。

排気が体に当たるのが嫌だという人はこの機能が役立ちそうです。


本体正面からの写真その2

充電台との接点があります。また青い部分はダストケースを取り外すためのボタンです。


ダストケースを取り外すとペラペラのフィルターが1枚あります。

これが汚れることはそれほど無いと思われますが、長く使って汚れたときは水洗いができます。

ダストケース


こちらがダストケース。


お手入れ用のブラシが付いています。

左側の青いパーツがゴミ捨てボタン。右側の青いボタンフィルターカバーを開くためのボタンです。


すべてのフィルターを取り外すとこのようになります。

左から、内筒フィルター・ダストケース・スポンジフィルター・クリーンフィルターという名前になっています。


スポンジフィルターとクリーンフィルター。

このPV-BEH900はシャープのラクティブエアなどと違ってプリーツ状のフィルターの他にスポンジフィルターも付いています。

スポンジフィルターがあるからプリーツ状のクリーンフィルターはそんなに汚れないかなと思っていましたが、重曹を吸わせてみたところ、そこそこ汚れが付いていて効果のほどは疑問。

スポンジとクリーンフィルター両方お手入れしないといけない(フィルター類は全部水洗い可能ではありますが)ので手間が増えている気がします。


内筒フィルター。

細かい汚れが付くのでブラシでお手入れをします。

ばねが付いていて伸縮するようになっています。黄色いキャップ部を持ちながらぐるっと回転させて付け外しをします。

パワーヘッド


こちらがパワーヘッド。

コードレス掃除機ですがキャニスター型の有線掃除機と遜色の無いようなヘッドです。


水色のフラップが搭載されていて、押すときは開き、引くときは閉じる構造になっています。これで壁際に強そうではあるんですが・・・吸い込み具合はのちほど動画で。

LEDが6つも搭載されていて掃除をする場所を照らしてくれます。


ヘッドの幅は約25cm。

このあたりは先日レビューしたCV-SE900と変わりません。


CV-SE900のヘッド(赤いほう)との比較。型番は違いますがほとんど一緒です。


ヘッドのブラシ部分はコインやドライバーを使うことなく分解できお手入れができるようになっています。

2種類の毛が付いた回転ブラシと青色のやわらかい毛のついたローラーが搭載されています。

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延長管


延長管はごく普通といった感じ。

ちなみに本体だけでなく延長管の先にも各種付属品を取り付けられるようになっています。

ミニパワーヘッド


ふとんやソファーなどを掃除するのに便利なミニパワーヘッド。

幅約15.3cmとコンパクトです。


こちらもサイドの「ひらく」レバーを引っ張ると分解することができるのでお手入れが楽です。

ジョイントマット上で試すと吸い付く感じで真下のゴミをしっかり吸ってくれそうな感じでした。

ためしにふとんを掃除してみましたが繊維のかたまりと粉状のゴミが取れました。

あとから動画を撮り足したので貼っておきます。

スマートホース

ハンドル部分はキャニスター掃除機みたいですが電源ボタンはありません。

また先端の部分にはLEDライトが搭載されています。スマートホースに各種ブラシを接続したときも光ってくれるのは助かるかも。

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ハードブラシ


角度の調節が可能なハードブラシ。

網戸やエアコンのフィルターに良いかも。

ほうきブラシ


こちらも角度調節が可能なほうきブラシ。

昔売られていた「スーパーは○き」みたいな感じでしょうか。

サッシの溝などに使うようです。

テレビショッピングで小物が入った引き出しの掃除に使われていたので試しにやってみましたが、小さな紙は吸い付く、めん棒はまれに吸い込むことがあるといった具合でした。でも強モードでやってみると試しに巻いた重曹はほとんど吸い込んでくれたのでなかなか使い勝手は良いかもしれません。

マルチすき間ブラシ


3段階に伸縮するマルチすき間ノズル。

一番短い状態ではブラシですが伸ばすと中からすき間ノズルが出てきます。

パーツを付け替えることなくブラシとすき間ノズルが使えるのがポイントです。高いところの掃除によさそう。

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ハンディノズル


本体に取り付けて使います。

先端はやわらかいゴムになっていて、これを取り付けることでゴミを吸うことができるようになります。

この部品はいったい何の意味が・・・と思っていましたがノズルでした。

これを取り付けたまま各種付属品も取り付けできるのでずっと付けたままになりそうです。

充電台


2つのパーツから成る充電台も付属します。


ベースパーツにアームパーツを差し込むことで充電台のできあがり。


アームパーツには本体と接続するための接点が。これで充電ができます。


真ん中にはヘッドを取り付けた延長管を置きます。落ちないように出っ張りがあります。


左側のくぼみと右側の出っ張りには各種ブラシを置くことができます。


スマートホースまーるく接続して出っ張りにひっかけます。


最終的にこんな感じになります!

パーツが1つだけ余るのがうーんという感じですが、なんだか秘密基地みたいです。

高さは約77.5cm。


充電台の電源プラグをコンセントに接続しておけば本体をセットすると充電が開始されます。

各部の重さは?


本体はバッテリー、ハンディノズル装着時で1450g。

シャープのラクティブエアほどではありませんがけっこう軽いです。

メーカーサイトだと1.5kgとなっているので表記よりも軽い!?


延長管176g・ヘッド525g・スマートホース383gでした。

本体、延長管、ヘッドの合計は2151g。


ミニパワーヘッド269g・マルチすき間ノズル98g・ほうきブラシ78g・ハードブラシ34gでした。

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スマートホースやブラシの組み合わせ方で掃除の仕方いろいろ!

BEH900の肝はスマートホース、延長管、各種ブラシの組み合わせだと思います。

けっこういろんなバリエーションがあります。


スマートホース、延長管、ヘッドの組み合わせ。

片手で本体を持ち、もう片方でスマートホースのハンドルを持つことで重さが分散されます。


高いとことを掃除する時に良いと思ったのがこの組み合わせ。

スマートホース、延長管、マルチすき間ブラシです。

高いところを掃除する時でも本体を持ち上げなくて済むので軽い力で掃除ができます。シャープのラクティブエアよりも重い本体ですが、こうした使い方をすることで補うことができます。

本体に肩掛け用のベルトでもあれば両手でスマートホースを持ちながら掃除ができるのでより掃除がしやすかった気もしますが、それだと掃除機のコンセプトが変わっちゃうか?

あとスマートホースのハンドル部にも電源があったらいいかもと思いました。キャニスター型に慣れている人だと「あれ、電源ボタンが無い!」って思っちゃうかも。

高さの無い場所はスマートホースとマルチすき間ブラシの組み合わせがおすすめ。

マルチすき間ブラシを伸ばし、スマートホースのハンドルを横に寝かした状態にすれば高さ6cmちょっとのすき間でもいけそうです。

実際に使っている様子を動画で


(↑いろいろと掃除機の動画をアップしているので登録お願いします!)

実際に使っている様子を動画にしてみました。

重曹を巻いて吸わせてみたのですが壁際は標準モードだとちょっと取りきれていない感じがします。ヘッドを横にスライドさせるとそこそこ吸い取れるのですが少し取り残しがあります。

強モードにして使うと取りきれますし、フローリングで試した際にはヘッドが密着していない部分まで重曹を吸ってくれたので強モードはなかなか吸引力がありそうです。ただし動作時間が8分なのがネックですLEDをオフにするボタンが無いのでオフにしてバッテリーを節約できるようにしてほしかったです・・・(LEDぐらいじゃたいした節約にならないか?)それか強と標準の間のモードがあれば・・・

壁際や毛の長いカーペットの部分のみ強モードにして掃除したほうがよさそうです。

ふかふかのマットや硬いマットの掃除は強モードで試してみましたが、まずまずといった感じ。畳マットは動画にはありませんが標準モードで問題なく吸えました。

お手入れに関してはコードレスサイクロンなのでわかっていたことですがフィルターの掃除が面倒です。

ゴミ捨てはワンタッチでフタがパカっと開いて捨てられますが勢い良く飛び出るので注意が必要です。ダストケースは取り付けた状態でもゴミ捨てができますが、本体にミニパワーヘッドを取り付けているとき等は飛び出たゴミがパーツにかかってしまうことがあるので取り外してからのほうが無難かと思います。

排気の方向を変えられるフィルターはなかなか便利かもしれません。きちんと機能しています。

騒音は標準モードはやや静かかなといった印象。強にするとけっこう音がしますがそれほど不快な音ではないかも。

汚れやすいなと思ったところなど


掃除機にはよくあることでPV-BEH900に限ったことではないのですがゴムパッキンの部分はやはり汚れがつきやすいように思います。


ヘッドはフラップの部分、左右にある小さなローラー、やわらかいローラーを外すと溝になっている部分。

このあたりがお手入れをしたときに汚れが残りやすいように思います。


ダストケースの中の円筒フィルター。これは黄色いパーツの内部に汚れが残りやすい感じです。

ブラシが中に入らないので細かな汚れが残ります。

サイクロン掃除機なので細かいゴミが取れない部分があるのは多少仕方がないでしょうか・・・

PV-BEH900のメリットデメリット

最後にBEH900についてまとめてみたいと思います。

PV-BEH900の良いところ

充電時間が3.5時間とまずまず速い(ダイソンV10と同等)

標準モードなら40分動作可能・強モードは吸引力がなかなか

ヘッドの他ホースと本体にもLED搭載

付属品が便利で組み合わせ次第でいろいろ使える(特に高いところが掃除しやすそう)

排気の方向が変えられる

充電台にまとめて収納できる

PV-BEH900の悪いところ

標準モードだと壁際に弱い気がする

強モードは吸引力はあるが8分しか使えない

バッテリーは取り外しが可能だが本体にセットした状態でないと充電できない

LEDのオンオフができない

ダストケース内のフィルターはクリーンフィルター、円筒フィルターに加えてスポンジまである

多彩な付属品は使い方次第でかなり便利なツールに化けるのでこのあたりが一番のポイントだと思います。